サイズA(小物、コンパクトエフェクター等)
KATANASOUNDは1990年代後半より販売開始されたエフェクターメーカー「mt’Lab」を製作していた高木製作所が、アメリカ国内向けのブランドとして2000年代前半より開始したブランドで、これまでに国内外の多くのミュージシャン達に愛用されてきました。
噴火(Volcanic Eruption)は、1970年代に誕生したオレンジとブルーのボックスが非常に印象的な「Univox"Super Fuzz"」の音を忠実に再現したエフェクターです。 既にご存知の方も多数いらっしゃる事かと思いますが、「Univox」自体はアメリカのエフェクターメーカーですが、「Super Fuzz」はJimi Hendrixの使用でも有名な「Uni-Vibe」を製作していた日本の「Shin-ei」というメーカーが製作していました。 オリジナルのSuper Fuzzは日本のメーカーが製作していたということもあり、USA製、UK製のエフェクターとは一味違う音をしており、「The WHO 」のPete Townshendや「Nirvana」のKurt Cobainといったミュージシャン達を虜にし、今や伝説のエフェクターとなっています。 噴火(Volcanic Eruption)は、そのSuper Fuzzの回路をもとに、現在入手可能なパーツで再構築、製作する為に、一つ一つのパーツを単純に数値でオリジナルに準じる形ではなく、リスニングテストを行って決定し、単に回路をコピーするだけではなく、聴感上のニュアンスやピッキングのフィーリングにまでこだわり、トライ・アンド・エラーをくり返してKATANASOUNDが完成させた、オリジナルSuper Fuzzに非常に近い、本当に素晴らしい音を紡ぎ出すエフェクターです。 当店でも、現在まで長年に渡りオールドのSuper Fuzzを多数販売して参りました。 オールドのSuper Fuzzは歴史に名を残す名機と呼ばれる製品ではありますが、やはりS/N比の面や製品の個体差等は必ずしも演奏上の許容範囲と言えるもが全てでは有りません。 所謂「当たり」と言われるオールドSuper Fuzzは一貫した素晴らしいFuzzサウンドを持っていますが、この噴火(Volcanic Eruption)は、数多あるオールドSuper Fuzzの精巧なコピーを「売り」としている他社製品と比較しても、群を抜いたニュアンスの類似性、音の安定感・操作性を持っており、単なるコピー品の範疇から大きく飛躍し、レンジの広いFuzzサウンドを自在に紡ぎ出す、まさに新たな世代のトーンクオリティーを提供してくれます。 言わば、オールドの当たりのSuper Fuzzの音色から、その豪放磊落な図太いFuzzサウンドを抽出し、ノイズや個体差などの不確定で不安定な要素を徹底的に排除した造り込みが成されており、製作者の「思い」がひしひしと手に取るように伝わってくる非常に立体的なサウンドです。実際に歪み成分だけに耳を傾け、比較してみても、全く遜色の無い極上のトーンを出力してくれます。 ヴィンテージ機材はSuper Fuzzに限らず、各個体差による音の差がある事が多々ありますが、当商品は新品である為、製品としての安定性を持たせているため、ヴィンテージ機材に見られる様な個体差はもちろん御座いません。 しかも、オリジナルの良さは踏襲しつつも、現代的なアレンジとしてトゥルーバイパス仕様となっておりますので、エフェクターをオフにしている際の音痩せも最小限になる様に設計されております。 本当に状態の良い、本物のヴィンテージ機はかなり高額で、入手もしづらい事もありますが、当商品はその数分の1の金額で入手出来る事も、大きな魅力の一つだと思います。 オールドSuper Fuzzが欲しかったけれども金額面で購入を控えていた方や、既にオールドSuper Fuzzを所持している方には有事の際のサブ機としても、本機は大変お勧めです。 Twitterでもつぶやき中 <Specs> True Bypass Switching INPUT Jack・OUTPUT Jack 均衡(Blance)音色(Tone)SW 膨張(Expander) AC Adaptor Jack (adaptor optional 9VDC/-Negative Center) Width:102mm Depth:119mm Height:56mm Weight:336g ¥Open Price ※9V電池は付属しておりません。
|